生産者のご紹介

佐原農園

佐原範靖

江戸時代から宇治市内で農業を生業とし、お父さんも「佐原ファーム」の名で、食の安全・安心を大切にしたユニークな農業経営を続けています。次世代の農業を見据えて、農業をビジネスとして確立させたいという強い思いから、2016年に、佐原農園株式会社を設立。
京の伝統野菜「伏見甘長とうがらし」の生産実績も府内最大規模である佐原さんに、今回は主に冬季に出荷している春菊の栽培について話を伺った。

取り扱い品目: 春菊 伏見とうがらし
佐原農園/春菊
大きくなりすぎないサイズのものを収穫しているため葉が柔らかく、豊かな香りとほのかな苦味が特徴です。関西だけではなく、どの地域の方でも食べやすい自慢の春菊です。


 
佐原農園/春菊畑

地域の人たちと一緒に

小倉町は宇治市西部に位置し、かつては周辺地域とまたがって巨椋池(おぐらいけ)が存在していました。
1941年に完成した干拓事業によって、のちに池は広大な農地へ。そのため水持ちの良い圃場で穀物が育てやすい土地です。そんな歴史ある農地だからこそ、農業体験や農場見学などを積極的に受け入れ、地域の人たちと一緒に農業を盛り上げていきたいという思いを持って取り組んでいます。

高品質な安定供給を目指して

企業経営を学び、省力化やブランド化にも力を入れてきました。天候によって不安定になる作物の収穫を安定させる努力や、ハウス管理の自動化を実現。高品質で安定した供給を常に目標として取り組んでいます。また、必要とされることに感謝し、要望に応じた契約栽培にも柔軟な対応を心がけています。

未来志向で取り組む

生産だけではなく雇用に関しても、継続できる環境を作ることが大切だと考えました。農業ではなく会社として従業員にはきちんと休日を取ってもらいます。もちろん私も休みを取ります。そうして無理なく継続できる環境があるからこそ、未来に伝承していける。それが社会貢献に繋がると考えています。

嬉しそうに春菊を持つ佐原さん

常に誠実と謙虚な気持ちを忘れず、日々美味しい野菜づくりに取り組んでいます。より多くの人々に農業への関心を
もっていただき、地産地消につながるよう精進してまいります!

 

佐原さんと洛市スタッフ

価格も安定し、資材も用意してくれる、何より物流が魅力的ですね。もっと頼ってもらえるよう、品数をしっかり
構える所存です。担当者とも良い関係を築けていると思っています。これからもよろしくお願いします。
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